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名場面 19

美しい誓いの夜に


 

出典:   集英社文庫 4巻281-295頁 (単行本 8巻) | アニメ エピソード 37

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 漫画

オスカル: こん夜 ... ひと晩を ... おまえ ... と ...
おまえと ... いっしょに ...
アンドレ・グランディエの妻 ... に ...
アンドレ: てを ... くれる ... と ...
お ... おれのものに ... なってくれるというの ... か ...?
こんなおれの ...

おれにはおまえにしあわせにできるだけの地位も身分も財産も ...
なにもない。
ほんとうになにもない。
ましてタイタンの力もサテュロスのひづめも
男としておまえをまもってやるだけの武力も ... !
オスカル: だれかがいっていた。
アンドレ ...
血にはやり武力にたけることだけが
男らしきできない。
心やさしくあたたかい男性こそが
真に男らしいたよるにたる。
男性なのだということに気づくとき ...
たいてい女性はもうすでに年老いてしまっている ... と ...
よかった ...
すぐそばにいてわたしをささえてくれるやさしいまなざしに ...
気づくのがおそすぎなくて ...
オスカル: あ ... だけど ... だけど ...
こわ ... い ...!
あ ...
アンドレ: もう ... 待たない。
おれは待った!
じゅいぶんすぎるほど待った。
オスカル、もう待てない!
こわくないから ...
オスカル: おまえの ... ものに ...
オスカル
    と
アンドレ:
{{ あ ... あ
愛している
愛している
よろこびのときは
よろこびのままに
悲しみのときは
哀しみのままに
生きることをわかちあってきた
そして これからもわかちあうために
すべてをあたえあう

おぼえているか
あの春のたまゆらに
おまえがいた
あの夏の日のゆくるゆきのなかに
おまえがいた
いたたびかめぐった
秋のたたずまいに
冬のそしりに

あ ... あ!
さながらカストルとポルックスのように
おまえはいた
おまえはいた }}
[ 注: カストルとポルックス-> ふたご座の兄弟の星でカストルが兄、ポルックスが弟。]

ナレーター: 夜をこめて
いま、神はその御前に
おさななじみのふたりをむすびあわせたもう。
むすばれるべく生まれてきた。
美しきふたりゆえに ...

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 アニメ

オスカル: 大丈夫があるんか、頭の傷は。
アンドレ: 大丈夫だ。どうということはない。
オスカル: よくもいままで 私を騙すづけていたな。
アンドレ: え?
オスカル: 右目のことだ。 ラソンヌ先生に聞いたは。
もうほとんど見えないだろう。
やはり、もう一度屋敷へ戻る。
あすのパリヘの出動にお前を連れていくわけはいかない。
お前をばあやに返し、宿舎へは私だけ戻る。
そうしてくれ、アンドレ。
お前に万が一のことがあってはいけない。
アンドレ: 俺は行くよ、オスカル。
いままでもそうだったら、これからもそうだ。
俺はいつもお前と共にある。
オスカル: アンドレ、私はかつてフェルゼンを愛した。
お前に愛されているのを知りながらもフェルゼンを愛した。
そんな私でもなお愛してくれるのか。
アンドレ: 全てを。 命ある限り。
オスカル: ああ ... アンドレ、アンドレ ...
愛しています... 私は ... 心から。
アンドレ: 分かっていたよ、そんなこと。
もう何年もまえから。
いや、この世に生を受ける前から。
オスカル: アンドレ・グランディエ ...
あなたがいれば私は生きられる。
いえ、生きていきたい。
ナレーター: いまオスカルはアンドレ・ グランディエの妻になった。

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